「トッケビ」ロケ地巡りinカナダ【あの名シーンの場所と行き方】
カナダで韓国ドラマ「トッケビ」のロケ地巡りをして来ました!
この記事ではロケ地の実際の風景をドラマの登場シーンと共に紹介、各撮影場所への詳しい行き方も紹介します!
- トッケビのロケ地巡りをしたい
- トッケビに出てきたカナダの場所はどこ?実在するの?
過去に観た韓国ドラマの中で一番好きな「トッケビ」
コン・ユとイ・ドンウクがかっこ良すぎるのと、涙無しには見られない感動のラブストーリーで一番好きな韓国ドラマに挙げる人も多いんじゃないでしょうか。
そんなトッケビは名シーンの多くがカナダ・ケベックシティで撮影されています。
トッケビで初めて見たケベックシティの景色がびっくりする程キレイで、カナダにはこんな場所があるんだと初めて知り、2019年10月紅葉ピークのケベックシティに行ってきました!
ロケ地巡りがメインでしたが、結果的にロケ地=ケベックシティの有名観光スポットになっていたので、普通のケベック観光でも絶対に行くべき場所も網羅できました◎
トッケビを観ていない人は何がなんだかだと思うので、ケベックってこんな場所なんだーと写真だけでもざっと見てみてください!
まだドラマを観てない人へ、場所の説明で物語のネタバレしてるのでご注意ください!
ドラマのシーンの画像は全て埋め込んだYouTubeの動画からお借りしています。その他の画像は全て私が撮影した物です。
トッケビが撮影されたのはカナダのケベックシティ!
ドラマ「トッケビ」のあらすじ
トッケビを観たことが無い人へ、あらすじを一応紹介しておきます。
観た人はここは飛ばしてくださいね。
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。
あらすじを最初読んだ時は「トッケビ??」「花嫁??」「900年??」ってかんじなのですが、実際に見ると物語にぐんぐん引き込まれてしまいます。
Netflixにも入っているのでぜひ観ていただきたい!
ケベックシティってどんなとこ??
「北米のパリ」と呼ばれる世界遺産の街ケベックシティは、カナダの東海岸にあるケベック州の州都です。
カナダの公用語は英語ですが、ケベック州だけは公用語がフランス語!!
ヨーロッパを感じさせる旧市街の歴史ある街並みは世界遺産なのも納得の美しさで、特に紅葉の季節は格別。
ケベック周辺は「メープル街道」と呼ばれる世界的にも有名な紅葉の名所で、ケベックシティも紅葉の季節が一年で一番美しいと言われています。
実際にトッケビも紅葉の時期のケベックシティで撮影されていますよね!
街の中にあるケベック要塞は18世紀の英仏戦争の舞台となり、歴史的にも意味深い街です。
トッケビはなぜカナダで撮影されたの?
ドラマでは、カナダが開拓される前からトッケビと家臣が韓国からカナダに船で渡り移り住んだという設定でした。
映像的にも歴史と異国情緒のある美しいケベックシティの風景がファンタジー作品としての完成度も高めているのではないでしょうか?
トッケビのカナダのロケ地8選
ここからはドラマのシーンと実際に私が同じ場所で撮った写真、詳しい場所を紹介します!
1. お墓のある丘
キム・シン自身、そしてキム・シンに仕えてきたユ家のお墓がある、ドラマに何度も登場するあの場所。最終回で二人が再会する感動のラストシーンもここでしたね!
この丘はケベックシティの見所、ケベック要塞(ラ・シタデル)に接する公園「Parc du Bastion-de-la-Reine」の中にあります。
行ってみると、実際にはお墓はありませんが、眼下にはセントローレンス川とシャトーフロナンテックも見渡せて絶景。
10月でもタンポポが本当に生えていて、ウンタクがトッケビの後ろ姿に綿毛をふーっとするシーンも再現可能です。笑
お墓のある丘の登場シーンの動画
<第二話>
<最終話>
お墓のある丘の場所
Parc du Bastion-de-la-Reine(クイーンズ公園)
公園の範囲が広くてお墓のあった丘の場所を見つけるのに歩き回りましたが、丘があるのは地図の公園の右下部分!
ストリートビューだとここです!
2. キム・シン所有のホテル
トッケビが所有するお城のようなホテルは実在するフェアモント・ル・シャトーフロントナックという高級五つ星ホテルでした!
丘の上にそびえる1893年創業の歴史あるこちらのホテルはケベックシティのランドマークにもなっています。
お墓のある丘からも真正面に見えていましたが近づくと巨大なお城。
夜はライトアップされていて、なんだかタワーオブテラーのようでもあります。
ホテルのロビーには誰でも入ることができますので行ってきました。
このロビーをトッケビとウンタクの2人で歩くシーンもありました。
重厚感のある造りで雰囲気がありますね。
そしてこのシャトーフロントナックのロビーにはトッケビファンは見逃せないあのスポットが!!
ホテルの場所
ホテル・シャトーフロンテナック
3. ウンタクが手紙を出すポスト
そう、ウンタクが手紙を出すポストです!!
ロビー入ってすぐのエレベーターの間にすぐに発見!
エレベーター横で人がひっきりなしにいるので人が入らないように写真を撮るのに一苦労でした。
4. 韓国とカナダを行き来する赤いドア
韓国とケベックを行き来できる赤いドアは旧市街の観光スポット、プチ・シャンプラン通りに実在します!
このドアの前ではトッケビファンがひっきりなしに写真撮影をしていました。
写真撮影するなら人が少なくなる夕方~夜がおすすめです!
旧市街のハイライトともいえるプチシャンプラン通りはヨーロッパの小さな可愛い街のような場所。
石畳の通りにはレストランから土産屋まで可愛い小さなお店たちが軒を連ね、歩くだけでワクワクします!
トッケビとウンタクが二人で歩くシーンもありましたね。
赤いドアの場所
このプチシャンプラン通りの端っこにはもう一つ、トッケビ的にもケベック観光的にも欠かせないスポットがあります!!
5. ウンタクがトッケビの花嫁になると宣言する場所
それが2話でウンタクがトッケビに「決めた!トッケビの花嫁になる!愛してる!」と宣言する場所です。
この場所はプチシャンプラン通りの突き当りにある「首折り階段(Breakneck Steps」と呼ばれる急傾斜の階段を上りきった場所。
ちょっと物騒な名前ですが「転んだら首が折れるほど急な階段」という意味でこう呼ばれています。
実際にはそこまで急でもないのと、手すりもあるので大丈夫です!
首折り階段の上から先ほどの赤いドアのあるプチシャンプラン通りを見下ろせます。
首折り階段の場所
ドラマのシーンの動画
赤いドア、プチシャンプラン通り、首折り階段もこちらの動画に出てきます♬
6. クリスマスショップ
15話で全ての記憶を思い出したウンタクとトッケビが遂に結ばれる素敵なキスシーンはこのお店の前で撮影されました!
2話でも初めて来たケベックで二人が買い物に来るシーンがありましたね。
こちらは一年中クリスマスグッズを売っているブティック・ド・ノエル・ド・ケベック(La Boutique de Noël de Québec)というお店。
店内はキラキラの空間にクリスマスのグッズが定番アイテムから個性的なアイテムまで揃い、思わず長居してしまいました。
ちなみにお店の入口にはドラマに出てくる(そして大事な役目を果たした)蝋燭はありませんでした!
クリスマスショップがある場所
ブティック・ド・ノエル・ド・ケベック(La Boutique de Noël de Québec)
クリスマスショップのシーン動画
<2話>
<15話>
7. ウンタクが全てを思い出す噴水のある場所
15話でウンタクがカエデの葉を見て全てを思い出して走り出すのがこの場所でした!
そして4話でもトッケビがこの噴水の水から剣を出しました。
この噴水はケベック州議事堂の前の広場にあります。
写真の後ろに映っている建物が議事堂で、荘厳な建物!
15話でウンタクはこの噴水からクリスマスショップまで走っていきますが、実際に歩くと10分位だったので、5分くらいで走って行ける現実的な距離感です。笑
噴水のシーン動画
<4話>
<15話>
噴水がある場所
トッケビロケ地の効率的な回り方
ケベックシティの旧市街は崖の上のアッパータウンと崖の下のロウワータウンに分かれています。
アッパータウンにあるのは、シャトーフロントナック、お墓のある丘、噴水の広場、クリスマスショップ。ロウワータウンにはプチシャンプラン通りがあります。
ロケ地だけを巡る場合は半日あれば十分。
噴水---(徒歩10分)---シャトーフロナンテック---(徒歩5分)---クリスマスショップ ---(徒歩10分)---首折れ坂&プチシャンプラン の順で行くのが効率的です!
まとめ
トッケビのカナダ・ケベックのロケ地は全て実在しています!
ケベックシティはドラマ同様、とても綺麗な景色と雰囲気、そして歴史のある街でした。
実際にロケ地を訪れてみると、ドラマのシーンを思い出して感極まり、涙ぐむこともありました。その位、紅葉のケベックシティxトッケビには人の心を動かすパンチ力があります。
一緒に行くのがトッケビを観ていない人でも、このロケ地巡りは結果的にコンパクトなケベックシティのほぼ全ての名所を網羅しているので大丈夫!
2017年のドラマですがNetflixでも配信中なのでおすすめです!!