コストコフードコートピザ:日本とアメリカの違い【種類・値段・カロリー】
COSTCOのフードコートのピザって日本とアメリカで違うの?
ほとんど同じですが、大きな違いは値段。その他にも意外な違いがあります!
日本とアメリカ両方でコストコ/コスコ歴10年以上の私が、フードコートピザの日本とアメリカの共通点・違いをまとめました。
- コストコのフードコートピザの日本/アメリカの共通点と違い
- サイズ・種類・値段・カロリー・脂質など改めて知っておきたい基本情報
日本だと「コストコ」アメリカでは「コスコ」ですが記事では表記を「コストコ」で統一しました。
コストコのフードコートピザ:日本とアメリカで同じ点
画像:costco.com
ます、共通するのは味、大きさ、カロリーです!
1. 味
これは全く同じです!
日本もアメリカも同じ材料を使い同じ作り方で作ったピザなのでこれは当然といえば当然ですね!!
2.大きさ(直径)
ホールピザの直径サイズは45センチ(18インチ)で超巨大!!
アメリカではドミノピザのラージサイズでも14インチ約35センチなので何でもビッグサイズなアメリカ的にもこれは超超ビッグです!
スライス1枚はホールピザを6等分したサイズですが、それでも紙皿からはみ出る大きさ。
これは日本もアメリカも同じでした!
3.カロリー
アメリカのコストコのフードコートではメニュー表にカロリーも書いてあります!
日本はカロリー表示がありませんが、同じ材料/大きさ/味なので、日本も同じカロリーのはず。
コストコピザ(スライス)のカロリー
コンボ: 760kcal
チーズ: 760kcal
ペパロニ: 710kcal
コストコピザ(ホール)のカロリー
コンボ: 4560kcal
チーズ: 4540kcal
ペパロニ: 4230kcal
ホールは驚異の4000kcal超え!!
参考まで、ビール1缶140kcal、カレーライス一皿700kcal。
1スライス=カレーライス一皿以上のカロリーということになりますね。
ちなみに脂質・たんぱく質は?
ついでにスライス1枚あたりの脂質とたんぱく質の量も紹介します。
脂質:30グラム
これは大人の一日の摂取目安量の約50%相当になります。
つまりコストコのスライスピザ2枚で脂質が一日の摂取目安量に達するということ。
脂質が気になる人は食べすぎない方が良さそうです。
タンパク質:40グラム
これは大人の女性が一日に必要な摂取量と同じくらい。
タンパク質は納豆1パックで12グラム、プロテイン1杯でも20グラム程しか摂れないことを考えると、かなり多くのたんぱく質が含まれていますね!
ただタンパク質も取りすぎると太るので食べすぎ注意ということには変わりません。
一日の摂取量参考:
脂質 | 栄養成分百科 | グリコ
【タンパク質の必要量】タンパク質はどれくらい摂ればいい ?
コストコのフードコートピザ:日本とアメリカで違う点
一番分かりやすい違いはずばり値段でした!
他にもメニューの種類、ホールのカット数、ハーフアンドハーフの有無など、細かい違いがありました。
1. 種類
アメリカは常時コンボ、チーズ、ペパロニの3種類。
日本ではこの3種類以外にも期間限定の味が登場することがあります。
過去にはマルゲリータ、ベーコンポテト等がありました。
日本では限定の味に出会えるかもしれないワクワク感があります!!
2. 値段
一方で、値段はアメリカの方が安いです!
日本: スライス300円 ホール1580円
アメリカ:スライス1.99ドル(約210円) ホール9.95ドル(約1100円)
アメリカであのサイズのピザがこの値段って安すぎます。
3. ホールピザのカット数
ボールピザを注文すると日本は12等分されていますが、アメリカは店舗によって6等分だったり12等分だったりするんです。
私がよく行くコストコでは6等分なのですが、たまたま行った別の店舗では12等分でした。
ただ、アメリカのコストコでは注文時にカット数をリクエストが出来るそう!(日本も出来るのかな?)
6等分だと大きすぎて食べにくいので、今度からは「12等分にカットしてください」とリクエストします!
4. ハーフアンドハーフ&カスタマイズ
アメリカではホールピザをハーフアンドハーフで注文できます!
ホールピザの半分チーズ、半分ペパロニというオーダーができるので、2つの味を1枚のピザで味わえて嬉しいですよね。
日本でホールピザにハーフアンドハーフというメニューがありません。
そのため、ホールピザで2つの味を味わいたい場合、スライスピザ2種類を3枚ずつをホールピザの箱に入れてもらうことになります。
また、アメリカでは「野菜増量」や「具をペパロニ&ソーセージのみ」などカスタマイズできる場合があるそう!
店舗や担当者によってできるケース・できないケースがありますが、聞いてみる価値はありますね!
コストコのフードコートピザの美味しさの秘密
ちなみに、全米ピザチェーンの店舗数ランキングでコストコが14位です!
それだけコストコはピザに力を入れているし人気ということですね。
コストコのピザの美味しさの秘密に迫ったアメリカのYouTube動画が面白かったので内容を紹介します!
ロボットと人間が協力して作るピザ
コストコはどの店舗でも同じクオリティの美味しいピザを提供するために、店舗のキッチンでのピザ作りをロボットと人間で分業しています!
フートコートのキッチンには2種類のロボットがいて、1つ目のロボットはピザ生地を均一に丸く広げる作業。
2つ目のロボットは毎回決まった量のトマトソースを回転するピザ生地の上に隙間なく広げるんだそう!
一方で、キッチンのスタッフはロボットが丸く広げた生地に穴を空ける工程(焼き上がりの生地に大きな気泡ができるのを防ぐため)や、具材を乗せる作業を行っています。
こうして、全世界のコストコで、誰が作っても見た目、味、具の量にばらつきが出ないような工夫がされています。
厚い生地の理由
コストコのピザの生地はもっちり厚めで、薄いクリスピーのピザとはまた違う美味しさですよね!
厚い生地の理由は上に乗せる具材の重さを支えるため!
動画の中で具体的に乗せる具の重さが紹介されていますが、結構衝撃的な重さです。
チーズピザはホール一枚につき、なんと680グラムものチーズが乗っています。チーズはこだわりの10ヶ月熟成パルメザンチーズを使っているそう◎
ペパロニピザはホール一枚に60枚ものスライスペパロニが乗っかり、更にコンボに至っては具材の量のおかげでホール一枚2キロという衝撃の重さ!!!
この動画でコストコのキッチンで一枚のピザが完成するまで見ることができます!
まとめ
COSTCOのフードコートのピザの日本とアメリカで違うポイントは、種類・値段・カット数・ハーフアンドハーフ有無でした!
個人的には、種類のバラエティさは日本の方が、値段とハーフアンドハーフができるという点はアメリカの方が良いなと思います。
ちなみにニューヨークではホールピザのことを「パイ(Pie)」と呼びます。
スライスされたものは「スライスピザ」なのですが、ホールだとなぜか「パイ」になるんです。
今回ニューヨークのCOSTCOでピザをテイクアウトした際も、受け渡しの時にスタッフさんに「パイを注文した人ー!」と呼ばれました。
パイ=ホールピザということを知らないと「???」ってなりますよね。
パイと呼ぶのはアメリカでもどうやらニューヨークだけのようで、不思議です。